この記事の要点
- ロボット芝刈り機は、刈る面積・刈り幅と刈り高さ・登れる斜面・刈る範囲の決め方・雨と音の5つで比べると候補が絞れます。
- Yarbo Lawn Mower は刈り幅約500mm、刈り高さ約30〜102mm、1回の充電で約1,012㎡を刈り、約35°(70%勾配)の斜面まで登れます(Yarbo 社の実験値)。
- Yarbo の芝刈り機は境界ワイヤーを埋めずに RTK-GPS で走り、木の下ではカメラとセンサーで位置を補正します。
- 伸びすぎた草や硬い草が多い場所、雨の多い場所では、300W×2 のモーター・交換式のストレート刃・IPX6・雨検知センサーを備えた Lawn Mower Pro が候補です。
目次
01比べる5つの観点
ロボット芝刈り機を比べるときは、次の5つを順に確かめます。この記事では、ロボマで扱う Yarbo Lawn Mower と Lawn Mower Pro の値で具体的に説明します。
- 刈る面積:1回の充電・1日・週あたりで刈れる広さ。
- 刈り幅と刈り高さ:1回で刈れる幅と、芝を残す高さの範囲。
- 斜面と段差:庭のいちばん急な坂と、乗り越える段差。
- 刈る範囲の決め方:境界ワイヤーを埋めるか、衛星測位(RTK-GPS)で決めるか。
- 雨と音:防水の等級、雨の検知、動作音。
この記事の Yarbo の数値は、Yarbo 社による実験値です。実際の性能は使用環境や地形、草の状態によって変わります。
02刈る面積:1回の充電・1日・最大
Yarbo Lawn Mower・Lawn Mower Pro は、1回の充電で約1,012㎡を刈り、稼働時間は約120分です。1日の作業面積は約6,880㎡(最大7回)、最大対応面積は約25,000㎡(週2回稼働のとき)です。
充電時間は約90分(20→80%)で、バッテリーの残量が減ると充電ドックへ自動で戻ります。刈りたい面積が1回の充電の目安より広い場合は、充電をはさんで何回かに分けて刈ることになります。
03刈り幅と刈り高さ
刈り幅はどちらも約500mmです。刈り高さは Lawn Mower が約30〜102mm、Lawn Mower Pro が約20〜102mm(20mm は専用スペーサー使用時)です。
- Lawn Mower の刃:デュアルディスク(各5枚刃)、モーター出力 150W×2(最大1,200W)。
- Lawn Mower Pro の刃:交換式のストレート刃で、デュアルディスクまたはデュアルデッキ(各5枚刃)、モーター出力 300W×2(最大2,500W)。
- Lawn Mower Pro は、伸びすぎた草(最大30cm程度)や硬い草も刈れる業務用のモデルです。
04斜面と段差
Yarbo の芝刈り機はクローラー式で、約35°(70%勾配)の斜面まで登れ、約5cmの段差を乗り越えられます。庭の中でいちばん急な坂の角度と、花壇の縁石や通路との段差の高さを測っておきます。
Yarbo 社の米国向けページでは、多くのロボット芝刈り機は比較的平らな場所向けで、急な坂は苦手だと説明しています。
05刈る範囲の決め方:境界ワイヤーと RTK-GPS
境界ワイヤー方式とは、刈る範囲の外周にワイヤーを埋めるか杭で留めて、ロボットが刈る範囲を決める方式です。Yarbo 社は、従来のロボット芝刈り機の多くがこの方式で、設置に手間がかかり、庭の形を変えると張り直しが必要になると説明しています。
Yarbo の芝刈り機は境界ワイヤーを埋めずに、RTK-GPS で位置を測って走ります。刈る範囲と入ってほしくない場所(ノーゴーゾーン)は、アプリの地図の上で決めます。木の下などで衛星の電波が弱いときは、カメラとセンサーで位置を補正します。
| 項目 | 境界ワイヤー方式 | Yarbo(RTK-GPS) |
|---|---|---|
| 範囲の決め方 | 外周にワイヤーを埋めるか杭で留める | アプリの地図で範囲を決める |
| 庭の形を変えたとき | ワイヤーの張り直しが必要 | アプリで範囲を直す |
| 準備するもの | ワイヤーと設置の作業 | RTK の補正情報(基地局か NetRTK) |
RTK-GPS で cm 単位の位置を測るには、補正情報が必要です。Yarbo 社は、敷地に基地局(Data Center)を置く方法と、インターネット経由で補正情報を受け取る NetRTK(対応地域のみ)を案内しています。くわしくは 屋外ロボットの通信と測位 をご覧ください。
06障害物の検知・雨・音
- 障害物の検知:Lawn Mower はステレオカメラ・サイドカメラ・超音波レーダー・バンパーセンサー、Lawn Mower Pro はこれに雨検知センサーが加わります。
- 防水:Lawn Mower は IPX5、Lawn Mower Pro は IPX6 です。
- 雨:Lawn Mower Pro は雨を検知すると自動で動作を切り替えます。
- 動作音:どちらも約60dB です。
動かす範囲に人やペットが入る時間帯があるかどうかも確かめ、使い方はメーカーの取扱説明書に従ってください。
07Lawn Mower と Lawn Mower Pro の違い
| 項目 | Lawn Mower | Lawn Mower Pro |
|---|---|---|
| 刈り幅 | 約500mm | 約500mm |
| 刈り高さ | 約30〜102mm | 約20〜102mm(20mm は専用スペーサー使用時) |
| 刃 | デュアルディスク(各5枚刃) | 交換式のストレート刃。デュアルディスクまたはデュアルデッキ(各5枚刃) |
| モーター出力 | 150W×2(最大1,200W) | 300W×2(最大2,500W) |
| 防水 | IPX5 | IPX6 |
| 雨検知センサー | — | あり |
| 共通 | 1回の充電で約1,012㎡・約120分、斜面約35°、段差約5cm、約60dB | 同じ |
| 機種 | 価格(税込) | 稼働時間 | センサー・計算機 |
|---|---|---|---|
| Yarbo Lawn Mower(芝刈り機) | ¥1,494,000 | 約120分 | ステレオカメラ・サイドカメラ・超音波レーダー・バンパーセンサー・RTK-GPS |
| Yarbo Lawn Mower Pro(業務用芝刈り機) | ¥1,613,000 | 約120分 | ステレオカメラ・サイドカメラ・超音波センサー・バンパーセンサー・雨検知センサー・RTK-GPS |
| Yarbo 芝刈りモジュール | ¥482,000 | — | — |
| Yarbo 芝刈りモジュール Pro | ¥543,000 | — | — |
モジュールは、すでにお持ちの Yarbo Core に付けて使う商品です。セットとモジュールの選び方は Yarbo の選び方 をご覧ください。
08壁際や建物まわりの草
芝刈り機が届かない壁際や建物のまわりの草は、Yarbo Core の背面に取り付ける Yarbo Trimmer(トリマー)で刈れます。刈り高さは約5〜10cm、1回の充電で約135分動きます。
09条件ごとの候補
| 条件 | 候補 | 見るポイント |
|---|---|---|
| よく手入れされた芝を定期的に刈る | Lawn Mower | 刈り高さ約30〜102mm |
| 伸びすぎた草や硬い草が多い | Lawn Mower Pro | 300W×2・交換式のストレート刃 |
| 芝を短く刈りそろえたい | Lawn Mower Pro | 専用スペーサーで約20mm |
| 雨の多い場所で使う | Lawn Mower Pro | IPX6・雨検知センサー |
| 冬は除雪にも使いたい | Core と除雪・芝刈りのモジュール | Core を季節で付け替える |
庭の広さ・坂の角度・草の状態が分かれば、相談フォーム から候補をご提案します。
よくある質問
Q境界ワイヤーを埋める必要はありますか?
Yarbo の芝刈り機は境界ワイヤーを埋めずに、RTK-GPS で走ります。cm 単位で位置を測るための補正情報は、基地局(Data Center)か NetRTK(対応地域のみ)から受け取ります。日本での使い方はご購入前にお問い合わせください。
Q急な斜面の芝も刈れますか?
約35°(70%勾配)の斜面まで登れ、約5cmの段差を乗り越えられます(Yarbo 社の実験値)。
Q雨の日も動かせますか?
防水は Lawn Mower が IPX5、Lawn Mower Pro が IPX6 です。Lawn Mower Pro は雨を検知すると自動で動作を切り替えます。
Q伸びすぎた草も刈れますか?
Lawn Mower Pro は 300W×2 のモーターと交換式のストレート刃で、伸びすぎた草(最大30cm程度)や硬い草も刈れます。
Q動作音はどのくらいですか?
Lawn Mower・Lawn Mower Pro とも約60dB です(Yarbo 社の実験値)。
参考資料
この記事について:メーカーの公開資料と当店の商品データをもとに HiroshimAI株式会社 が作成しています。作成には AI を使い、仕様の数値は商品データと参考資料に照らして確認しています。価格は表示時点の税込価格で、商品データから自動で表示しています。







