この記事の要点
- Yarbo Snow Blower は、Yarbo Core に除雪モジュールを付けたクローラー式の除雪ロボットで、2段階オーガで積雪約30cmまで、除雪幅約60cmで除雪します(Yarbo 社の実験値)。
- Yarbo Snow Blower が1回の充電で除雪できる面積は約558㎡(積雪約2.5cmのとき)、稼働時間は約1時間30分、充電時間は約90分(20→80%)です。
- Yarbo Snow Blower が登れる斜面は約20°(36%勾配)までで、芝刈り機やブロワー機の約35°より小さいため、敷地の坂の角度を先に確かめます。
- Yarbo Snow Blower の対応路面はアスファルト・コンクリート・砂利道で、使える気温は-25〜45℃です。
目次
01Yarbo Snow Blower とは
Yarbo Snow Blower(除雪機)とは、庭用ロボットの本体 Yarbo Core に除雪モジュールを付けたセットです。2段階オーガ方式で、乾いた雪・湿った雪・圧雪を自動で除雪し、バッテリーの残量が減ると充電ドックへ自動で戻ります。スマホアプリ「Yarbo App」とコントローラーで遠隔操作もできます。
この記事の数値は、カタログに載せている Yarbo 社による実験値です。実際の性能は使用環境や地形、雪の状態によって変わります。セットとモジュールの選び方は Yarbo の選び方 をご覧ください。
02除雪の性能の一覧(Yarbo 社の実験値)
除雪に関わる仕様をまとめると次のとおりです。導入前に確かめる点は、表の右の列に書いています。
| 項目 | 値 | 確かめること |
|---|---|---|
| 除雪方式 | 2段階オーガ方式 | — |
| 対応する積雪の深さ | 約30cm | 一度に積もる雪の深さ |
| 除雪幅 | 約60cm | 通路や駐車場の幅 |
| 投雪距離 | 約1.8〜12m | 雪を飛ばす先の広さ |
| シュートの回転角度 | -10°〜190° | 雪を飛ばす向き |
| 投雪角度 | -5°〜50° | 雪を飛ばす高さ |
| 対応する雪 | 乾いた雪・湿った雪・圧雪 | — |
| 1回の充電で除雪できる面積 | 約558㎡(積雪約2.5cmのとき) | 除雪したい面積 |
| 稼働時間 | 約1時間30分 | — |
| 充電時間 | 約90分(20→80%) | — |
| 登れる斜面 | 約20°(36%勾配) | 敷地の坂の角度 |
| 対応路面 | アスファルト・コンクリート・砂利道 | 除雪したい場所の路面 |
| 使える気温 | -25〜45℃ | 冬の最低気温 |
| 防水 | IPX5 | — |
| 除雪モジュールの重さ | 約35kg | 付け替えと保管の手間 |
| 機種 | 価格(税込) | 重さ | 稼働時間 | センサー・計算機 |
|---|---|---|---|---|
| Yarbo Snow Blower(除雪機) | ¥1,654,000 | — | 約1時間30分 | ステレオカメラ・サイドカメラ・バンパーセンサー・RTK-GPS |
| Yarbo 除雪モジュール | ¥509,000 | 35kg | — | — |
| Yarbo Core(本体) | ¥1,258,000 | — | — | カメラ6台(ステレオ・サイド)・超音波センサー4基・バンパーセンサー・RTK-GPS |
除雪モジュールは、すでにお持ちの Yarbo Core に付けて使う商品です。「—」はカタログに記載がない項目です。
03積雪の深さと1回の充電で除雪できる面積
対応する積雪の深さは約30cmで、1回の充電で除雪できる面積の約558㎡は、積雪が約2.5cmのときの値です。積雪が深い日や、除雪したい面積がこれより広い場合は、途中で充電が必要になると考えておきます。
- Yarbo 社の米国向けページでは、残量が約20%になると充電ドックへ戻り、約1.5時間で約80%まで充電して、作業の続きから再開すると説明しています。
- 同じページでは、雪が降っている間に除雪すると、積雪を取り込み口の高さ(12インチ)より低く保てるとしています。
- 道路の除雪車が道の端に残した雪の山は、もう一度通すか、スコップでの作業が必要になる場合があるとも書かれています。
上の3点は Yarbo 社の米国向けの説明です。日本でお届けする機種の動作は、ご購入前にお問い合わせください。
04投雪の距離と向き:雪をどこへ飛ばすか
雪を飛ばす距離は約1.8〜12mで、シュート(投雪口)は-10°〜190°の範囲で向きを変えられ、投雪角度は-5°〜50°の範囲で調整できます。導入前に、除雪する場所ごとに雪を積んでおける場所を決めておきます。
- 雪を飛ばす先に、道路・隣の敷地・車・窓・人の通り道がないか。
- 雪を積んでおく場所が、シーズンを通して雪で埋まらない広さか。
- Yarbo 社の米国向けページでは、除雪する範囲の中に車やホースを置かないよう案内しています。
05路面と斜面
除雪できる路面はアスファルト・コンクリート・砂利道で、登れる斜面は約20°(36%勾配)までです。Yarbo Core 単体や芝刈り機・ブロワー機は約35°(70%勾配)まで登れますが、除雪機は約20°です。
- 坂のある駐車場や通路は、いちばん急な所の角度を測っておきます。
- Yarbo 社の米国向けページでは、砂利道では取り込み口を約2インチ(約5cm)上げるよう案内しています。
- 芝生・土・ウッドデッキなど、対応路面に書かれていない場所で使いたい場合は、ご購入前にお問い合わせください。
06気温・雪の種類・防水
使える気温は-25〜45℃で、本体のバッテリーはリチウムイオン 1.38 kWh です。乾いた雪・湿った雪・圧雪に対応し、防水性能は IPX5 です。
07位置の測り方と通信
Yarbo Snow Blower は RTK-GPS で位置を測り、ステレオカメラ・サイドカメラ・バンパーセンサーで周りを確かめながら走ります。通信は 4G・Wi-Fi・Bluetooth・Wi-Fi HaLow に対応しています。
Yarbo 社は、RTK の補正情報を受け取る方法として、敷地に基地局(Data Center)を置く方法と、インターネット経由の NetRTK を案内しています。NetRTK は対応地域でだけ使え、インターネットへの接続が必要です。くわしくは 屋外ロボットの通信と測位 で説明しています。
無線を使う機器は、日本で使う前に技適(電波法)の状況を確認します。ロボマでは機種ごとの技適の状況を確認中のため、ご購入前にお問い合わせください(ロボット購入前に確認すること)。
08導入前のチェックリスト
届いてから困らないよう、敷地で次の9点を確かめておきます。
- 路面:除雪したい場所が、アスファルト・コンクリート・砂利道か。
- 斜面:いちばん急な坂が約20°(36%勾配)以内か。
- 積雪:一度に積もる雪が約30cmを超えることが多くないか。
- 面積:除雪したい面積が、1回の充電の目安(約558㎡、積雪約2.5cmのとき)と比べてどのくらいか。
- 投雪:雪を飛ばす先(約1.8〜12m)に、道路・隣の敷地・車・窓がないか。
- 充電ドック:置き場所と電源があるか。
- 通信と技適:Wi-Fi などの電波が届くか、技適の状況をお問い合わせ済みか。
- 気温:冬の最低気温が-25℃を下回らないか。
- 付け替えと保管:除雪モジュール(約35kg)を付け替える人手と、使わない季節の保管場所があるか。
排雪板付きのセットもあります。排雪板の仕様とお届けの時期は、ご購入前にお問い合わせください。
気になる点があれば、敷地の写真や図面、坂の角度を添えて 相談フォーム からご相談ください。
よくある質問
Q坂道でも除雪できますか?
Yarbo Snow Blower が登れる斜面は約20°(36%勾配)までです(Yarbo 社の実験値)。Yarbo Core 単体や芝刈り機の約35°より小さいので、いちばん急な所の角度を確かめてください。
Q1回の充電でどのくらいの広さを除雪できますか?
約558㎡です(積雪約2.5cmのとき・Yarbo 社の実験値)。稼働時間は約1時間30分、充電時間は約90分(20→80%)です。
Q雪を飛ばす方向は変えられますか?
変えられます。シュートは-10°〜190°、投雪角度は-5°〜50°の範囲で調整でき、投雪距離は約1.8〜12mです。
Q寒い地域でも使えますか?
使える気温は-25〜45℃です(Yarbo 社の実験値)。バッテリーはリチウムイオン 1.38 kWh です。
Q芝生の上の雪も除雪できますか?
カタログの対応路面は、アスファルト・コンクリート・砂利道です。それ以外の場所で使いたい場合は、ご購入前にお問い合わせください。
参考資料
この記事について:メーカーの公開資料と当店の商品データをもとに HiroshimAI株式会社 が作成しています。作成には AI を使い、仕様の数値は商品データと参考資料に照らして確認しています。価格は表示時点の税込価格で、商品データから自動で表示しています。






