この記事の要点
- Unitree Z1 Pro は6軸・重さ4.5kg・可搬重量3kg・リーチ740mm、Unitree D1-T は6軸+グリッパー・重さ2.37kg・可搬重量0.5kg・リーチ670mm(グリッパー込み)のロボットアームです。
- 持たせる物が0.5kg を超えるなら Z1 Pro、軽い物をつかむ作業の研究や遠隔操作でのデータ集めなら D1-T が候補です。
- Z1 Pro は24V・20A超(最大500W)、D1-T は24V・2.5A(最大5A・60W)と、必要な電源の大きさも違います(メーカー公式ページ)。
目次
01Z1 Pro と D1-T の違い(早見表)
Z1 Pro と D1-T の大きな違いは、持てる重さ(3kg と0.5kg)と、アーム本体の重さ(4.5kg と2.37kg)です。
| 項目 | Z1 Pro | D1-T |
|---|---|---|
| 軸の数 | 6軸 | 6軸+グリッパー(7軸) |
| アームの重さ | 4.5kg | 2.37kg |
| 可搬重量 | 3kg | 0.5kg |
| リーチ | 740mm | 670mm(グリッパー込み)、550mm(グリッパーなし) |
| 繰り返し精度 | 約0.1mm | — |
| 電源 | 24V・20A超、最大500W | 24V・2.5A(最大5A)、60W |
| 通信 | Ethernet | RJ45(通信)、USB Type-C(シリアルデバッグ用) |
| 制御 | 位置+力制御。力のフィードバックと衝突検知あり | 位置・速度・力の制御。低レベル・高レベルの両方のインターフェース |
| 機種 | 価格(税込) | 身長・大きさ | 重さ | 関節の数 | 可搬重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| Unitree Z1 Pro | ¥3,847,000 | リーチ 740 mm | 4.5kg | 6軸 | 3kg |
| Unitree D1-T Standard Edition | ¥2,101,000 | リーチ 670 mm(グリッパー込み) | 2.37kg | 7軸 | 0.5kg |
上の仕様表の「身長・大きさ」の欄は、アームのリーチ(届く距離)です。表の「—」は記載がない項目です。
02持てる重さとリーチ
持てる重さは Z1 Pro が3kg、D1-T が0.5kgで、扱う物の重さが最初の分かれ目になります。リーチは Z1 Pro が740mm、D1-T がグリッパー込みで670mmです。
Z1 Pro の繰り返し精度は約0.1mmです。メーカーは、精度は試験の条件で大きく変わること、また Z1 は関節の減速比が比較的低いため、制御のしかたを最適化しないと位置の誤差や揺れが大きくなることを注記しています。
03先端の道具(グリッパー)
D1-T は6軸のアームにグリッパーが付いた構成で、Z1 Pro は先端の道具(エンドエフェクター)を付け替えて使う設計です。
- D1-T:6つの関節とグリッパーが標準の構成です(メーカー公式ページ)。
- Z1 Pro:メーカー公式ページでは、アームの先端に付ける道具をすぐに交換できると説明されています。Z1 Pro に付けるグリッパーなどの構成はお問い合わせください。
04取り付け先と電源
Z1 Pro は移動ロボットに載せて使うことも想定されたアームで、D1-T はカメラや移動ロボットの台車などの外部機器とつないで使えるアームです。
- Z1 Pro:四足歩行ロボットへの搭載にも使えます(ロボマの商品データ)。メーカー公式ページでは、AlienGo や B1 などの移動ロボットと組み合わせる例が紹介されています。
- D1-T:アルミ合金製で、カメラや移動ロボットの台車などの外部機器とつなげられます(メーカー公式ページ)。
- 電源:Z1 Pro は24V・20A超(最大500W)、D1-T は24V・2.5A(最大5A)・60Wです。Z1 Pro のほうが大きな電源を用意する必要があります。
移動ロボットへの取り付けや、特定の機種との組み合わせができるかは、機種名を添えて 相談フォーム からお問い合わせください。
05制御と開発環境
Z1 Pro も D1-T も、位置だけでなく力の制御ができるアームです。
- Z1 Pro:Ethernet で接続し、利用者側の OS は Ubuntu です。位置+力制御で、力のフィードバックと衝突検知の機能があります(メーカー公式ページ)。
- D1-T:関節はバスサーボで、位置・速度・力の制御ができます。低レベル・高レベルのインターフェースで、サーボの直接制御と上位の機能の両方を使えます(同)。
開発用 SDK の提供範囲と対応 OS はロボマのカタログに記載がないため、ご購入前にお問い合わせください。関節の数の考え方は ロボットの自由度(軸の数) で説明しています。
06商品の構成について
メーカーは D1-T を使った2本腕・4本腕の遠隔操作キットも案内しています。ロボマの D1-T Standard Edition の構成(アームの本数や付属品)は、ご注文前に 相談フォーム からお問い合わせください。
07条件ごとの候補
| 条件 | 候補 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 0.5kg を超える物を持たせたい | Z1 Pro | 可搬重量3kg |
| 四足歩行ロボットなどに載せたい | Z1 Pro | 取り付けの可否は要確認 |
| 繰り返し精度の値を仕様で確かめたい | Z1 Pro | 約0.1mm(メーカー公表値) |
| 軽い物をつかむ作業を研究したい | D1-T | グリッパー付き・可搬重量0.5kg |
| アーム本体を軽くしたい・電源を小さくしたい | D1-T | 2.37kg・60W |
研究用のロボット全体の選び方は、フィジカル AI 研究に使うロボット もあわせてご覧ください。
よくある質問
QZ1 Pro と D1-T はどちらが重い物を持てますか?
Z1 Pro です。可搬重量は Z1 Pro が3kg、D1-T が0.5kgです。
QD1-T の軸の数はいくつですか?
6軸のアームにグリッパーが付いた構成で、ロボマの商品データでは7軸と表示しています。リーチはグリッパー込みで670mm、グリッパーなしで550mmです(メーカー公式ページ)。
QZ1 Pro にグリッパーは付いていますか?
Z1 Pro は先端の道具を付け替えて使う設計です。付けるグリッパーなどの構成は、ご購入前にお問い合わせください。
Qどんな電源が必要ですか?
メーカー公式ページでは、Z1 Pro が24V・20A超(最大500W)、D1-T が24V・2.5A(最大5A)・60Wです。
参考資料
この記事について:メーカーの公開資料と当店の商品データをもとに HiroshimAI株式会社 が作成しています。作成には AI を使い、仕様の数値は商品データと参考資料に照らして確認しています。価格は表示時点の税込価格で、商品データから自動で表示しています。





